理解する

オール電化のメリットがいわれだしてからしばらく経ちますが、それが実際にどんな差イービスかという理解はまだ少し足りないような気もします。なかにはそれを導入しただけで省エネが完了したとばかりに、電気もお湯も使い放題と誤解している人もいます。いくら電気が人の手で通リ出せるエネルギーだからといっても、それを未制限に使い続けることはできません。どんな資源にも限りがあるものとして考えなければ、いずれオール電化のメリットも意味がなくなってしまう時が来るでしょう。そうならないためにも、その特性を十分理解しそれに合った取り扱いをする必要性があります。オール電化のリフォームをしてただ終わりというのではなく、もっとオール電化について知り、さらに省エネを進めていく積極性が今後は求められていくのではないでしょうか。
オール電化のリフォームによって得られるものとは、どういったものが思い出せるでしょうか。ガスコンロを使わないですむので、エネルギーを燃焼させる際に生じる二酸化炭素の発生を最小限に抑えられます。他には使用電力の大きな部分を占めるお風呂の給湯にも、オール電化のリフォームごでは大幅に電気の使用量が減らせます。ここを抑えることができればずいぶん光熱費も安くなるはずです。オール電化のリフォームでは、たしかにこういった大きな節電効果が得られますが、一方で他の部分で気をゆるめてしまってはせっかくの省エネも台無しになります。照明やエアコンもつけっぱなしでは、いくらオール電化といえども消費されるエネルギーも馬鹿になりません。こういった細かいところも引き続き気をつけることで初めて完璧なオール電化の恩恵が受けられると思います。